FIRE編集部 
ニュースを観ているとたまに出てくる「Web3.0」というワード。
「知っておいたほうが良さそう」とは思ってはいるものの、難しく感じてしまいそのままにしている人も多いのではないでしょうか。
今回は、Web3.0とはどのようなものなのか基本的な内容を仮想通貨（暗号資産）の関係も交えながらお伝えします。またおすすめのWeb3.0に関連する銘柄もご紹介しますので、最後まで読んでみてください。
仮想通貨について知識を深めたい人は、こちらの記事もどうぞ。
Web3.0とはどんなものなのか
Web3.0とは、インターネットの新しい考え方の一つです。現在はWeb2.0からWeb3.0への移行期となります。
インターネットを管理する役割を担っていたのは、従来はサービスを運営する企業でした。それがWeb3.0の時代に移行すれば、インターネットを利用するユーザー同士が管理・運営することになります。。
これによりユーザーは企業の権力を恐れる必要がなくなるため、インターネットで自由に情報発信をすることができるようになると言われています。
Web3.0の代表的なサービス
Web3.0と聞いても、身近に感じられないこともあって「自分には関係なさそう」と思ってしまう人も多いでしょう。ここではWeb3.0の代表的なサービスをご紹介します。
Web3.0のサービス①DeFi（ディーファイ）
DeFi（ディーファイ）は分散型金融というもので、イーサリアムのブロックチェーンを基盤に作られています。市場規模は11兆超えとなっており、将来性は非常に高いことで有名です。
資産を移動したり取引したりする時に金融機関の仲介が必要ないため、安い手数料でスピーディーに取引を行うことができます。
DeFiについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もご確認ください。
Web3.0のサービス②NFT（エヌエフティ―）
NFT（エヌエフティ―）はコンテンツが唯一無二の価値であることを証明するための鑑定書のようなもので、イーサリアムのブロックチェーンを基盤に作られています。
アートやゲームなど実に幅広いジャンルでNFTが活用されているため、今後もどのような成長を遂げるのか目が離せません。
Web3.0のサービス③Metaverse（メタバース）
Metaverse（メタバース）はバーチャル上の仮想空間であり、多くの場合がイーサリアムのブロックチェーンを使用しています。
アバターを操作しながら仮想通貨を楽しめるだけでなく、バーチャルオフィスやバーチャル店舗などビジネスの場でも急速に広まっている技術です。
常に同期された環境であるため、オンラインの環境であればどこでも楽しめる手軽さが大きく評価されています。
インターネットの歴史を振り返る
ここからは、インターネットが誕生してから現在に至るまでの歴史をご紹介します。Web1.0からWeb2.0に移行したことでどのような問題が生まれたのかも、一緒に見ていきましょう。
Web1.0
インターネットが人々の生活に徐々に浸透し始めたのが今から約30年前のことです。
Web1.0はホームページ時代とも言われています。この時代は一定のスキルがある人しか情報発信できないため、多くのユーザーはテキストのみで作られたページを閲覧することしかできませんでした。
インターネット速度も現在に比べると低速で利用料金も高額。
Web1.0の時代はインターネットの楽しみ方としては限られていたものの、ルールや法律に縛れることなくユーザーが自由に楽しめる空間が存在していたと言われています。
Web2.0
インターネットできるのが当たり前になったのは2000年代中盤です。
Web2.0はSNSやクラウドの時代と言われています。誰でも情報を発信したりシェアできるようになったりしたことで、双方向でコミュニケーションが取れるようになったのもこの頃です。画像や動画といった形で、情報をよりリアルに伝えることができるようになりました。
ただし巨大IT企業GAFAMが持つインターネット上での権力が大きすぎることが、現在も大きく問題視されています。
プラットフォームを運営する企業が定めるルールや法整備などもWeb1.0の時代に比べると具体的になったこともあって、言論の自由やプライバシー権の侵害など、多くの問題をWeb2.0は抱えているのです。
Web3.0関連仮想通貨銘柄3選
Web3.0への投資方法の一つに関連銘柄に投資する方法があります。そこで、将来性が高くこれから投資するのにおすすめのWeb3.0関連銘柄を3つピックアップしてみました。それぞれの特徴をご紹介します。
Web3.0関連銘柄①ベーシックアテンショントークン（BAT）
ベーシックアテンショントークン（BAT）とは、Web3.0を代表するブラウザ「Brave」上で使用するトークンです。
広告を観るとトークンがもえらえる仕組みになっており、広告表示はデフォルトではブロックしてあります。
すでにYouTubeやeスポーツで投げ銭として使用されていることもあって、今後注目度が高くなる可能性は十分あります。
Web3.0関連銘柄②ポルカドット（DOT）
ポルカドット（DOT）とは、スイスのWeb3.0財団が開発・運営するプロジェクトです。処理能力が高いことから、別名「イーサリアムキラー」と呼ばれています。
最大の特徴は、取引所を介してコインを交換する必要がないこと。
ポルカドット（DOT）を利用すれば異なるブロックチェーン通貨をつなげることができるため、取引所を利用しなくてもWeb3.0の考え方に沿った相互運用が実現しやすくなるわけです。
Web3.0関連銘柄③ファイルコイン（FIL）
ファイルコイン（FIL）とは、分散型データストレージネットワークサービスです。
管理者を介すことなく、ユーザー同士でデバイスの空き容量を共有できるのが大きな魅力となります。デバイスの空き容量を貸したユーザーは報酬として、ファイルコイン（FIL）を受け取ることができます。
データ管理の安全性や低コスト化など、Web3.0移行時に求められる要素を多く持っているため、今後の将来性は十分高いと考えていいでしょう。
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ここまでWeb3.0に関連する内容をお伝えしてきましたが、基本的な内容は理解できたでしょうか。
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今回は私たちの生活を大きく変えるだろうとも言われているWeb3.0とは何か、おすすめの銘柄と共にご紹介しました。
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